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ブルセラ症をご存知ですか?

ブルセラ症はマルタ熱とも呼ばれ、

世界中に分布していますが、日本では

1970年代にほぼ撲滅されました。

ところが、長野県で40代の女性と

その子供3人が新種のブルセラ症に

感染していたことがわかりました。

どんな症状だったのでしょうか?

子どもが通うプールで感染することは

ないのでしょうか?

新種のブルセラ症に感染

 

ブルセラ菌 新種 症状

 

2018年7月25日、長野県に住む40代の女性と

その子ども3人が、新種のブルセラ症に感染

していたことがわかりました。

 

2018年1月、40代の女性に現れた症状は

繰り返す38度の発熱、ひざの関節痛

 

 

血液培養をしたところ、

新種のブルセラ菌が確認されたのです。

 

 

この女性の長男と次男にも同様の症状がみられ

家族4人のブルセラ菌への感染が確認されました。

 

 

ブルセラ症とは?

 

ブルセラ菌 新種 症状

 

ブルセラ症は、ブルセラ属の細菌に感染

して起こる病気です。

 

 

人から人に移ることはありません。

 

 

けれども、ブルセラ菌に感染するのは

人だけでなく、牛や羊、犬など動物も

ブルセラ症にかかってしまいます。

 

 

日本の家畜のブルセラ症は

1970年代に撲滅されています。

 

ブルセラ症の症状は?

 

ブルセラ菌 新種 症状

 

 

ブルセラ菌に感染しても、

5日間から5ヶ月間(多くは2~4週間)は

症状が出ません。

 

発熱、筋肉痛、倦怠感、頭痛、寝汗など

風邪のような症状が現れます。

 

 

重症の場合は、心内膜炎を起こして

死亡に至ることもあります。

ブルセラ症の危険な地域は?

 

ブルセラ菌 新種 症状

 

ブルセラ症の対策が進んでおらず

沢山の家畜を放牧していたり、放し飼いが

されていたりする地域のリスクは高いです。

 

地中海地域、南北アメリカ、

東ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中東

のリスクが高いと言われています。

 

 

ブルセラ症はどうやってうつるの?

 

ブルセラ菌 新種 症状

 

ブルセラ症の感染の仕方は3つあります。

 

  1. ブルセラ菌に感染されたものを飲食する。
    殺菌されていない感染動物から作ったミルクやチーズを食べたり、飲んだりする。
  2. ブルセラ菌を吸い込む
    動物の周囲で呼吸したとき呼吸器から移ることがある。
  3. 皮膚の傷や目の粘膜からブルセラ菌が侵入する。
    感染した動物を触ったとき移ることがある。
    (酪農、農業従事者、獣医師などリスクが高い)

 

ブルセラ菌を吸い込むことで人に

感染させることを利用して

生物兵器として研究・培養されました。

 

1942年にアメリカ、1978年にはソ連が

兵器化を実現しました。

 

プールで感染するの?

 

ブルセラ菌 新種 症状

 

 

ブルセラ菌にプールで感染することはほぼない

と考えられます。

 

 

それは、ブルセラ菌は強い酸に弱い

言われているからです。

 

 

胃酸の分泌が乏しい無酸症の方や

胃酸の濃度を下げるため

制酸剤を服用している方は

食物由来のブルセラ症にかかりやすい

といわれています。

 

 

ブルセラ症の治療

ブルセラ菌 新種 症状

 

ブルセラ菌に感染した時には、

抗生物質が投与されます。

 

 

ブルセラ菌に効果のある抗生剤ですが、

服用期間が短かったりすると再発すると

言われています。

 

 

処方された薬はきちんと

飲み切りましょう。

 

ブルセラ症の予防

ブルセラ菌 新種?症状は?

 

 

 

ブルセラ症の予防接種や予防薬はありません

予防接種は開発中です。

 

 

ブルセラ症を予防するには

 

旅行先では、殺菌されていない牛乳・チーズ・

アイスクリームを食べないようにしましょう。

 

 

また、調理不十分の肉類の摂取を避ける

ことも大事です。

 

ブルセラ菌 新種 症状

 

今はやりのケバブを食べて

ブルセラ菌に感染した症例も

報告されています。
(シリアの屋台にて)

 

 

獣医・猟師や家畜を扱う人は、

動物の内臓等を扱うときはゴーグル、

マスクとゴム手袋をしましょう。

 

 

ブルセラ症の新種とは?

 

ブルセラ菌 新種 症状

 

ブルセラ症は、ブルセラ属の細菌に

よって起こされる感染症です。

 

 

ブルセラ属の細菌は、いろいろな

脊椎動物に感染し病気を起こします。

 

 

人はこれらの感染した動物に接触するか

ブルセラ菌に汚染された動物由来の

製品との接触によって感染します。

 

ブルセラ症は、人獣共通感染症ですが、

人から人にうつることは極めてまれ

言われています。

 

 

人から人への直接の感染として

感染している母親の母乳から

赤ちゃんに感染させることがあります。

 

 

感染している妊婦から、

胎盤を通じて胎児に感染

させることも報告されています。

 

 

ほかに、性交渉による感染、ブルセラ菌に

感染した臓器の移植や輸血による感染が

報告されています。

 

 

国立感染症研究所は、家庭内で

何らかのものを媒介して感染した

とみています。

 

早くどんなことが原因だったのか

わかるといいですね。

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