長澤颯飛がミライ☆モンスターに出演!スノーボードのスロープスタイルで12才で史上最年少でプロになるという素晴らしい実績の持ち主。関根勤と横山由依、高橋朱里が未来に輝く「金のタマゴ」を紹介し応援する番組ミライ☆モンスターで紹介されました。金のタマゴと言われる長澤颯飛の活躍と実績を調べてみました。
目次
長澤颯飛について
出典:ジャパン・スポーツ・マーケティング
長澤颯飛は ながさわ はやと と読みます。
名は体を現すといいますが、見るからに爽やかで、すごい速さで飛んでいきそうな名前ですね。
ご両親もスノーボードが好きで、子供が生まれたらスノーボードを一緒にしようと思って名付けたのかもしれません。
長澤颯飛がスノーボードを始めたのは4才。
8才になると、スノーヴァ溝口R-246に通い基礎のレッスンを受け、世界で活躍するスロープスタイルおよびBig Airのライダーを目指し始めます。
9歳でJSBA 2級、10歳で同1級を取得とメキメキ才能の芽が伸びてきます。
目指していたスロープスタイルがオリンピック種目になったことで、テクニカルとスノーボードクロスの大会に出場していた長澤颯飛は、オリンピックのメダル獲得を目指すことになります。
11歳でJSBA SSユーストライアウトでユース特別認定を取得すると、12歳になるとムラサキスポーツ聖蹟桜ケ丘店のライダー候補となりました。
2014-2015シーズン、Air Mixで史上最年少でのセミファイナル進出を果たし、スロープスタイル男子ではスロープスタイル史上最年少でプロの道に入りました。この時長澤颯飛は12才。
長澤颯飛が12歳の時の動画です。
2015-2016シーズン、これまで年齢が足りずに出場できなかったFISレースに出場可能となり、FIS公認 全日本スキー連盟選手権大会に初出場し、決勝まで進出しました。
長澤颯飛が得意とする種目
長澤颯飛が得意とする種目は、スロープスタイルとビッグエアの2つです。簡単にどんな競技なのか説明しておきます。
- スロープスタイル 前回のソチオリンピックから採用された競技です。障害物やジャンプを攻略しながら滑るので、スノーボードの全ての能力が要求される競技です。
- ビッグエア スノーボードの中で最も大きなジャンプ台を用いて、技(ジャンプ)の難易度と完成度を争う競技です。その飛距離はおよそ36m。この飛距離の中をトップレベルの選手・平昌五輪金メダル・セバスティアン・トゥータン(カナダ)はバックサイト1620というジャンプした後に4.5回転して着地する大技を見せてくれました。
現在の長澤颯飛の得意技はバックサイド1080といって、ジャンプした後に右回りに3回転するジャンプです。これはジュニアではトップクラスの技で同世代にできる人はいません。
長澤颯飛にこの技を授けたのは、平昌五輪・女子ビッグエア4位入賞、岩淵麗楽選手のコーチ佐藤康弘氏です。
「長澤颯飛の武器は着地のうまさ。長澤颯飛力は、着地するときに板にどうやって乗っているのかなと思わせるくらいに力のかけ方が上手い。ビッグエアで高得点を取るには着地の成功が不可欠。」
長澤颯飛は自分の得意技3回転ジャンプには満足していません。現在新技・バックサイト1260に挑戦中です。
バックサイト1260は、自分の得意技1060の3回転に半回転がプラスされたものです。新技に挑戦を始めて半年、今のところ成功の確率は50%なのだとか。
「表彰台に乗るにはそれくらいの技は必要だし、世界に行ったら必要最低限の技なので、やっておかないといけないので早目にやっておきたい」
全ては自分の夢をかなえるために繋がっているのですね。
長澤颯飛はイケメン!
プロライダー長澤颯飛(ながさわはやと)くん。若くて超イケメンです。羨ましい。
1カ月間コロラドに行くということで686 SIXのウェアをGET! ありがとう♪
ケガのないよう頑張ってきて下さいね!! pic.twitter.com/kUCTVyDnQw— JACK IN THE BOX (@jack_snow) 2016年11月29日
長澤颯飛の両親は?
長澤颯飛が4才からスノーボードを始めたのは父親の影響だと言われていますが、長男・颯飛、長女・花恋、次男・湊飛の兄弟3人をお母さんが女手一つで育ててくれたと話していますので事情があって、お母さんがスノーボーダー・長澤颯飛のサポートをしておられるようです。
YouTubeではお母さんの「長澤由樹子」さんのチャンネルが開設されています。
長澤颯飛のお母さんに対する思い
お母さんは働きに出る傍ら、長澤颯飛の練習、大会の度に神奈川県の自宅からゲレンデまで約6時間をかけての送迎をしています。夜間、自分はホテルに泊まらずに車の中に布団を敷いて休んでいます。
「お母さんのことは尊敬しています。お母さんの時間を削って自分を送ってくれて感謝もしているし、すごいなと思います。丘さんみたいな人になりたいと思います。」
「北京オリンピックにお母さんを連れていくことが最大の恩返しだと思っています。」
長澤颯飛の妹について
長澤颯飛の妹さんは、長澤花恋(ながさわ かれん)という2才年下のスノーボーダーです。
2013年3月に行われた第2回だいくらテクニカルチャンピオンシップのジュニアの部では男子を抑えて長澤颯飛の妹・長澤花恋が優勝しています。
お母さんの「長澤由樹子」さんのYouTubeに動画があげてあります。
このとき一般の部では、大人を抑えて長澤颯飛が1位、兄妹優勝でお母さんの喜びは特別だったそうです。
長澤颯飛の出場記録
- 『石打丸山RIDE ON One-Make Jump』 エキスパート男子部門 決勝進出
- 『NOVEMBER Comp Slope Style』 決勝進出
- 『INDY PARK JAM World Rookie Fest』 決勝進出 11位
- 『FIS公認SLOPESTYLE 尾瀬戸倉カップ』 19位
- 『FIS公認 第22回全日本スキー選手権大会スノーボード競技スロープスタイル尾瀬戸倉大会』 決勝進出 12位
- 『津南雪まつりSNOWWAVE』
出典:ジャパン・スポーツ・マーケティング
長澤颯飛の目標は北京オリンピックに出場し、表彰台の一番高いところに立つことだと話しています。そしてお母さんに北京でその姿を見せて揚げることなのだそうです。
15才、中学を卒業するころといえば反抗期の真っただ中にいてもおかしくはありませんが、お母さんに対する感謝の言葉をきちんといえる長澤颯飛の活躍が楽しみです。みんなで応援しましょう。